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2021年11月8日 中小企業がSDGsに取り組む意義 ~第1回 SDGsとは~ 小西 俊夫

SDGs

テレワークを通じて得られた組織コミュニケーションの手法とオフィスのあり方

SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年9月に開催された国連サミットで採択され、国連加盟国193か国が共通で掲げている人類全体の目標です。17の目標、その下に169のターゲットと232の指標があり、すべての国が行動し、誰一人として取り残すことなく、すべての利害関係者が役割を担い、社会・経済・環境に統合的に取り組み、継続的にフォローアップすることを地球規模で謳っています。
もちろん日本でもSDGsが推奨されており、多くの民間企業がSDGsへの取り組みを始めました。基本的には社会貢献の色合いが強い内容ですが、そこから得られるメリットも大きいです。社会全体でSDGsへの関心が高まったことで、大企業や外資系企業が取引先にSDGsの取り組みを求めるケースも増加傾向にあり、取り組みを怠っている企業は、取引候補の選定から漏れるなどの事例も報告されています。

■企業におけるSDGsへの取り組み状況

企業の取り組み状況ですが、やはり大企業が先行しています。中小企業の取り組みも徐々に進んできましたが、まだまだ浸透し切っておらず、目の前の課題と言えるでしょう。
帝国データバンクの「SDGsに関する企業の意識調査(2021年)」によれば、『2021年7月現在、SDGsに積極的に取り組んでいる大企業は55.1%、中小企業は36.6%』に留まっており、客観的なデータからもその様子が窺えます。しかし、いずれの企業規模で見ても取り組む企業の割合は年々増えており、全体として取り組みが本格化してきていると言えます。
ウチダシステムズでは、これまでもISO14001の認証を得るなどして積極的に環境問題に取り組んできましたが、現在の潮流を鑑み、SDGsの取り組みを開始することにしました。本コラムシリーズでは、中小企業であるウチダシステムズが、SDGsに取り組む過程で認識した課題や感じた事をリアルにお伝えします。

第1回目の今回は、基本のキである「SDGsとは」についてお伝えします。

■SDGsとは

SDGsとは、人類の持続的な発展を目指す国際目標です。戦争や資源の枯渇、地球環境の汚染といった数々の問題を回避し、人類の永続的な成長が大きな目標となっています。また、SDGsでは、「地球上の誰一人として取り残さない」という誓いを立てています。特定の誰かだけが得するのではなく、人類全体で前へ進むことがコンセプトです。

SDGsには、以下の17の目標が設定されています。
目標1(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
目標2(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障および栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
目標3(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
目標4(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
目標5(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う。
目標6(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
目標7(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な
近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
目標8(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と
働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
目標9(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、
包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
目標10(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
目標11(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で
持続可能な都市及び人間居住を実現する。
目標12(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
目標13(気候変動)気候変動およびその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
目標14(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
目標15(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、
砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
目標16(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法への
アクセスを提供し,あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
目標17(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、
グローバル・パートナーシップを活性化する。

これらの目標を2030年までに達成することがSDGsで掲げられている具体的な目標です。上記17の目標それぞれにターゲットが設定され、その合計は169個で、ターゲットは目標を達成するための具体的な目標や実施手段で構成されています。つまり、社会全体で169個のターゲットすべてを実施、達成することができれば、自ずと17の目標も達成することになり、SDGs全体の目標が実現することに繋がるのです。大企業、中小企業の別を問わず、我々一人ひとりにおいても、SDGsの取り組みは重要な事なのです。

今後、ウチダシステムズではSDGsの取り組みを継続的に発信していきます。
ご意見等がございましたらお問い合わせフォームにてお気軽にお問い合わせ下さい。

SDGsの取り組みでパートナーシップを体現したい

法人営業を17年経験し、様々なお客様の課題解決に向き合う。
社内におけるミドルアッププロジェクトで、SDGsに関する取り組みを答申し、プロジェクトリーダーに任命される。
その取り組みを多くのお客様やパートナー会社と共有し、ウチダシステムズの特徴である"自社実践"をSDGsにおいても体現する事を目指す。

 小西 俊夫

ライター 小西 俊夫

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