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2022年1月26日 会議室の音漏れ対策4選!~手軽なものから工事系まで~加藤 康弘

オフィス環境

2020年に入ってもなかなか進まなかった『働き方改革』が、コロナ禍によるリモートワークの導入拡大の影響を受け、急速に進んできたことは皆さまも実感されていると思います。それにあわせ、働く場としてのオフィスの意味付けや方向性、運用方法が、各企業によって再検討され始めています。

オフィス整備において優先度の高い検討事項としては、コロナ禍においては感染対策が中心でしたが、最近はテレワークを併用する中で、オフィスで働くことの高付加価値をどう見つけていくかにシフトしています。
『せっかくオフィスに来ているのだから、これまでと違うコミュニケーションの活性化や、新しい会議スタイルを効率よく支える機能を強化したい』というご要望をお聞きすることも増え、多くの企業で重要な検討事項となっています。

特に出社率を低く保ち、在宅勤務を含むリモートワークとの相乗効果が期待される中では、オンライン会議やオンライン商談による効果が重要になり、その運用におけるストレスの低減、及び生産性の向上を実感できることが大きなテーマとなっています。

『オンライン会議が増えたから、会議室が足りない!』『大人数での会議はできないから会議室は小さくして数を増やしたい!』という声をお聞きする一方で、オンラインでのセミナー視聴や電話同様のコミュニケーションをとる機会が増えたことで『自席でオンラインミーティングに参加している人の声や、スピーカーからの音声が気になる』などの声もよくお聞きします。

そのような中、オフィスを快適に利用するポイントとして、今回は会議室の『音』対策についてお伝えしたいと思います。

1. 物理的な音・声漏れ対策

1-1. 壁のスラブtoスラブ化工事


(出典:㈱豊川 スラブ

そもそも壁を通して漏れてくる音や声を何とかしたい、といった場合の対策です。通常オフィスビルの部屋を区切る壁(スチールパーティション、LGS壁)は、OAフロア上に設置され、上は天井材までの高さで建てられています。よって天井と床下(OAフロア下)からはどうしても音や声が漏れてしまいます。
抜本的な解決策としては、床下から天井裏までを埋めてしまう壁を建てることが非常に有効ですが、大がかりな工事となる分コストが高くなります。テナントビルの場合、ビル指定工事会社(B工事)の工事になる場合がほとんどであり、退去時の現状回復工事でも大きな費用がかかります。
しかしながら、音漏れ対策としては非常に有効になりますので、今後の入居予定年数、費用対効果などを見極めて検討されるといいでしょう。

1-2. グラスウール充填工事


(出典:ニチアス㈱ 内装向けロックウール遮音断熱材

スラブtoスラブまでのコストをかけず、音漏れ対策のベーシックな方法として、パネル内に遮音材としてグラスウールを充填する方法もあります。スチールパーティションであれば、壁を新設する時にだけでなく、後から入れることも可能です。
天井裏、床下からの音漏れには対応できないので、必要に応じて天井裏、床下にもグラスウールを敷く方法も試す価値はあります。

1-3. 吸音パネル設置


(出典:東京ブラインド工業㈱ 吸音壁貼パネル

コストはあまりかけたくないけれど、少しでも音漏れを防ぎたい。また、会議室の反響を防ぎたいといった場合は、吸音パネルを貼る方法もあります。商品によってはマグネットで壁付けするタイプもあり、工事費もかけず、簡単に移設できるというメリットもあります。

2. 会話漏れによる情報漏洩対策

多少音や声が漏れても執務上は気にならないが、情報漏洩の観点から役員会議の内容や、お客様との商談内容は外に聞かれたくない、といった話をお聞きします。そんな時の対応策をご紹介します。

2-1. サウンドマスキング、スピーチプライバシーの設置


(出典:ヤマハ㈱ スピーチプライバシー

音のマスキング効果を使い、会話の内容を聞きとりづらくします。音の周波数を重ねるスピーカーを設置し、聞かれたくない会話の声に、ある周波数の音を重ねる装置をつけることで、『声は聞こえるけど内容はわからない』状況をつくります。
最近では、各社様々なアプローチでのサウンドマスキングが普及していますので比較してみてください。

以上、今回はオフィスに関わる『音』問題に関してご紹介致しました。ご紹介した対策の多くは弊社オフィスに実装し、効果測定しながら利用しています。
オフィス見学は毎日実施しておりますので、ご興味のある方はぜひご連絡くださいませ。※オンラインオフィスツアーも対応可能です!(応相談)

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お客様ごとの『最適解』をカタチに

現在は、東京法人第一営業部のマネージャー。
オフィス環境構築事業に、営業として30年近く携わり、過去は官公庁担当の営業も経験。
現在は、営業部員と共に『働く場』の最適解を模索し、お客様それぞれの課題を一緒に見つけ、その解決策をご提示することを目指し活動しています。

加藤 康弘

ライター加藤 康弘

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