Q. 今回のプロジェクトのポイントをお聞かせください。
篠原様: 今回のプロジェクトでは、前回のオフィス構築をしたときと同じメンバーが集まってくれました。建築士の葛西先生、㈱安藤・間さん、そしてウチダシステムズさん。さらに弊社という「四位一体」でつくり上げることができたところがポイントですね。
ウチダシステムズさんの中では引き継ぎがあったり、新しいメンバーが入ったりもしましたが、前回以上に斬新な発想をいただきました。
Q. ウチダシステムズとプロジェクトを進めていく上で、どのようなやり取りをしましたか?
篠原様: 社員が働く上で、働く場所をきれいにしたいとずっと考えています。きれいな空間をつくると、みんなきれいに使うようになります。例えば、高速道路のサービスエリアなどがいい例です。だから、ラウンジには社員教育という意味もあります。きれいな空間をつくって、きっちり使っていくということを体感してもらいたかったのです。
プロジェクトを立ち上げて、コンセプトを決めるまでが長かったですね。最初はカジュアルな空間にしようと考えていましたが、ウチダシステムズさんと話している中で、「クラシックな雰囲気のほうがいい」など、いろいろなアイデアが出ました。 こういったプロジェクトを達成するためには、発注者・受注者という関係ではなく、一つのチームとしてまとまることが大事だと思っています。ウチダシステムズさんのチームとはすごくやりやすかったですね。
USS 深澤: 社長が「環境が社員の行動を変えていく」というお話をされて、そのために「リッチな空間をつくりたい」と。コンセプトを決めるまでには時間がかかりましたが、決まってからは早かったです。私は入社して3年目なのですが、とても貴重な体験をさせていただきました。
USS 小西: しのはらプレスサービス様の場合、篠原社長が設計のスタッフと直でお話しされます。他のお客様では営業が折衝するのが普通なのですが、しのはらプレスサービス様は社長がチームメンバー全員に電話をかけます。設計の深澤にとっては大変だったかもしれませんが、やりやすさもあったと思います。
USS 深澤: それも含めて、すごく新鮮な体験でした。
ウチダシステムズ 深澤
篠原様: プロジェクトの途中で営業担当が小西さんから佐々木さんに変わったのですよね。
USS 小西: 今回のプロジェクトでは、スペースの設計と什器全般、エントランスや会議室のサイン、プロジェクターなどのAV機器を提供させていただきました。まず設計段階でコンセプトが固まったら建築に移るタイミングになります。そこで佐々木に引き継ぎをしました。
篠原様: 途中でチームの中に入ってくるのはつらい部分がありますよね。でも、ショールームまで一緒に椅子を見に行き、私と佐々木さん・深澤さん・小西さんの4人で食事をしたときに、本プロジェク以外にも多岐に渡って話が盛り上がり、チームとして機能するという手応えを感じました。
USS 佐々木: 営業の仕事で引き継ぎは頻繁にあることなので……。しのはらプレスサービス様はすごくユニークな会社で、毎回の打合せが濃く、非常に勉強になりました。
篠原様: ウチダシステムズさんのいいところは、お客様と点ではなく、線で付き合いたいという姿勢があるところですね。その結果、弊社のことをよく知ってもらうことになるし、長く付き合うことで信頼関係も構築できます。システマチックやマニュアル通りの行動ではなく、人と人との信頼関係が根底にあるから、すごくやりやすいですね。
ウチダシステムズ 佐々木